<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 新樂府 海漫漫	戒求仙也>
<Format: 格式不明>
<Year: 2011>
<BookName: 白楽天詩選（上）>
<Translator: 川合康三>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 海漫漫（うみまんまん）　求仙（きゅうせん）を戒（おまし）むるなり>
<BookPage: 122>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
海漫漫，
直下無底傍無邊。
雲濤煙浪最深處，
人傳中有三神山。
山上多生不死藥，
服之羽化爲天仙。
秦皇漢武信此語，
方士年年采藥去。
蓬萊今古但聞名，
煙水茫茫無覓處。
海漫漫，
風浩浩，
眼穿不見蓬萊島。
不見蓬萊不敢歸，
童男丱女舟中老。
徐福文成多誑誕，
上元太一虛祈禱。
君看驪山頂上茂陵頭，
畢竟悲風吹蔓草。
何況玄元聖祖五千言，
不言藥，
不言仙，
不言白日升青天。
<End Poem>
<Translation>
海は漫々。真下の深さは底知れず、まわりの広さは果てしがない。
雲煙のごとく大波小波が湧き起こる、最奥の海。伝え聞くのはそこに三つの神山があるとの話。
山の上には不死の薬草がたくさん生え、服用すれば羽化登仙できるという。
秦の始皇帝も漢の武帝もその言を信じ、方士が毎年毎年仙薬を採りに行った。
蓬萊は今も昔も名を聞くだけ。水煙が濛々と立ちこめ、どこにも探し当てられない。
海は漫々。風吹き渡る。目に穴があくほど見つめても蓬萊島は見えてはこない。
蓬菜が見えるまでは引き返せず、舟のなかで老いゆく童男童女。
徐福・文成は虚言にまみれ、上元夫人・太一神に虚しく祈薦を捧げる。
見よ、始皇帝の葬られた驪山の山頂、漢武帝の眠る茂陵のあたり。つまるところは悲しげな風が、はびこる蔓草に吹き付けるのみ。
ましてや玄元聖祖老子の五千言の書には、仙薬のこともなければ仙界のこともない。
白日昇天のことことも書いていないではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
海は漫々。
真下の深さは底知れず、まわりの広さは果てしがない。
雲煙のごとく大波小波が湧き起こる、最奥の海。
伝え聞くのはそこに三つの神山があるとの話。
山の上には不死の薬草がたくさん生え、
服用すれば羽化登仙できるという。
秦の始皇帝も漢の武帝もその言を信じ、
方士が毎年毎年仙薬を採りに行った。
蓬萊は今も昔も名を聞くだけ。
水煙が濛々と立ちこめ、どこにも探し当てられない。
海は漫々。
風吹き渡る。
目に穴があくほど見つめても蓬萊島は見えてはこない。
蓬菜が見えるまでは引き返せず、
舟のなかで老いゆく童男童女。
徐福・文成は虚言にまみれ、
上元夫人・太一神に虚しく祈薦を捧げる。
見よ、始皇帝の葬られた驪山の山頂、漢武帝の眠る茂陵のあたり。
つまるところは悲しげな風が、はびこる蔓草に吹き付けるのみ。
ましてや玄元聖祖老子の五千言の書には、
仙薬のこともなければ
仙界のこともない。
白日昇天のことことも書いていないではないか。
<End Formatted Translation>